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《番外編》2013年 12月 台湾 〜其の参〜
- 2015/06/14
- 01:34
《つづき》
朝起きると、またSは何かやってます。
一生懸命、自撮りしています。
朝から意味がわかりません(笑)
この日は、Sが行きたがってた温泉へ行く事に。
とりあえず、台北駅に行きます。
そこで日式の廻る寿司を食べ、「北投温泉」へ。
台北からは約1時間。電車で向かいます。
北投温泉に着き、大衆銭湯を目指し登り坂の道を2人歩きます。
途中、「加賀屋」が。
石川県の和倉温泉にある旅館。台湾にもあるんですね。
歩いている途中、Sが急に…、
「オッパ!お腹が痛い…、トイレ…」
(何だよ、昨日から食い過ぎなんだよ。こんな所で催すなんて)
そう思いながら、Sのトイレが終わるのを待ちます。
すると、トイレを終えたSが私の所に走って来て、
「オッパ!!私1年半ぶりに生理が来た!!!」
「?????」
私は何を言っているのか意味がわかりません。
「来るはずないんだよ!だって私、2年間生理が来ない手術してるんだから!」
そんな手術があるなんて初めて知りました。おそらく日本ではあまり知られてないですよね。
ですが、まだ半年来ないはずだから、今ア⚪︎コから血が出るのはおかしいと。(すいません、汚い話で)
そして、韓国の整形外科に電話をし出すS。
結果は、「そんなはずは無い」という回答。
その時点で私は何故、出血したかわかっていました。
それは、昨日のGスポ攻撃!(笑)
でも、黙っておきました(笑)
気を取り直して、温泉へ。
何軒もあって、どこに入っていいのかわかりませんが、テキトーに入ります。
入館料は13NT$(約40円)。
2人分払い中に入ると、そこにはとんでもない光景が!
外人(主に白人)の熟女が水着を着て所狭しと温泉に浸かっています!
はっきり言って、人が入る隙間もないくらい人が多い!
何か、日本の温泉を想像していたので、チョット度肝を抜かれた私。
でも、入館料を払ったので、Sに「窮屈そうだけど水着に着替えて入ろう」と促すと、
「オッパ…、私が持ってきた水着じゃ無理だよ…」
その水着を見てみると…、
こんな水着!(笑)
ですが、私はこれはこれで興奮するので、一生懸命説得しますが、Sは首を縦に振りません…。
水着も売っているので、「じゃあ新しいの買おうか?」と言っても、それもいいと…。
結局ここまで着て、温泉に入らずに帰る事に。
「オッパ、これからどうしよう…?」
「うーん…、じゃあ九份にでも行く?」
九份とは、「千と千尋の神隠し」のモデルとなった場所。
日本人にはメジャーな観光地ですが、そこしか思い浮かびません。
「うん!行こう!千ガ千尋!」
ちなみに韓国語で、「千と千尋…」を「千ガ千尋…」と言います。
さすが宮崎駿!韓国人にも有名なようです。
北投温泉から台北に戻り、そこからバスで九份に向かう事に。
台北から九份には、バスで行くか、鉄道で行き途中でバスに乗り換えるか。
ですが、どっちにしても最低片道90分〜2時間はかかります。
この時すでに夕方の4時。
(帰ってきたら夜中…、下手したら帰ってこれないな…)
そうなると、昨日のマッサージのお姉さんとの約束が…。
行っても行かなくてもどっちでもよかったんですが、とりあえずバス停に。
バス停に着くと、幾つかの乗り場があり、どのバスで九份に行けばいいかわかりません。
すると、バス停にいるおじさんが流暢な日本語で、
「九份?だったらここでチケット買って、◯◯番のバスに乗って」
と言ってきたので、買おうとすると、
「買っちゃダメ!」
急にSがそう叫びます。
(????)呆気にとられる私。
「何でそうやってすぐに人を信じるの?だから日本人はダメなのよ!」
何で、バスのチケットを買おうとしただけで、そんな事を言うのか意味がわからない私。
「おじさん!九份までどのくらい時間かかるの?」
「ここから90分くらい」
「やっぱり…、おじさん悪い人ね!九份まで90分もかかるわけないでしょ!!」
呆気にとられる、私とおじさん。
実際、台北市内から九份までは早くても90分。何をそんなに疑っているのか全くわかりません。
そしてSは私の手を取り、バス停から離れようと言います。
「え??何で?何で??」
「オッパ!まだわからないの?あのおじさん、九份とは全然違う所に連れて行こうとしてるんだよ!」
「???、何でそう思うの?」
「だって、九份まで90分もかかるわけないじゃん!」
(この子に口で説明しても無駄だ)そう思った私は、スマホの地図を見せ説明します。
「なぁS、俺たちは今ここにいるよね?九份はココ。ちなみにさっき言った温泉はココ。な?90分はかかるのわかった?」
「……。」
ようやくわかってくれたようだ。
「まぁ仕方がないよ…。元々この時間から九份に行くのは時間の無駄だったし」
ムスっとしているSの手を引っ張り、台北駅の方に戻る私。
すると途中、私の手を解き、道端に座り込むS。そして…、
「私が温泉行きたいって言ったせいで時間も無くなったし、九份も行けなかったし、オッパの行きたい所行けないの全部私のせい…」
と言い泣き出します。
正直、少し面倒くさかったですが、「いいよ。俺は一緒に入れるだけで」と慰め、先を進みます。
その後何度も、「本当に怒ってない?」「本当に私と一緒にいるだけでいいの?」そう何度も訪ねてくるS。
確かに、この時間から九份行ったら、帰りは下手したら向こうに泊まってこないと行けないかもしれなかったので、私はこれでいいと思っていました。
お詫びにSがご飯奢るというので、台湾駅の中のフードコートにある日式の食堂に。
席につくと、小太りでメガネはめたブスな女の子が注文を取りに来ます。
私は、「すき焼きセット」Sは「寿司セット」を注文。
その時私が、翻訳機で「私は日本人です」と説明すると、
「ん?あぁ…、そう…」
どうでも良さそうな対応。
「オッパ!私の事も紹介して!」
そうSが言うので、「彼女は韓国人」と紹介すると、
そのブス、急に目を光らせて!覚えたてっぽい韓国語で、Sに自己紹介をしだします。
何故かメッチャテンションMAXなブスちゃん。
韓流スターのナントカとかいうのの大ファンで、今年も2回韓国に行ったと。
冬にはスノボしに行く予定とか。
何せ色々言ってくる。
このブスちゃん、Sとカカオ交換していました。私そっちのけで…。
(ナンだよ…、台湾は”親日国家”じゃ無いのかよ!!)
その子のおかげでSは上機嫌。まぁこれはこれで良かったのか…。
本当この日は踏んだり蹴ったり…。
目的を一つも達成できていません。
ですが、そんな事を気にしてても仕方ありません。
何せ、この日が「ラストナイト」。なので、街へ繰り出します。
向かった先は「林森北路」。日本の居酒屋や飲み屋などが集まる繁華街。
タクシーで15分程で到着。
テキトーに日本式の居酒屋に入ります。
カウンター席に座る2人。
すると、隣に日本人らしき人が。
話しかけてみると、台湾に赴任しもう3年住んでいると。
会社を聞くと、結構な大企業!
「台湾は親日なので凄く暮らしやすいですよ」
確かに韓国と比べると、日本の店が多いし、コンビニにも日本の物がズラリと並んでるし、
そういう点では韓国と比べて日本人が住むにはいいのかもしれません。
居酒屋で私とS、そこそこ酒が入り良い気分に。
「オッパ、もし私だけここに残ったら怒る?」
「ん?何で?何のために残るの?」
「ココってデリヘルあるかなぁ?」
「あるでしょう。これだけ日本の文化が根付いていれば」
「一週間だけ働いて帰ろうかなぁ…」
この頃Sは、経済的に厳しい状況だったのは私も知っていました。
なので、
「Sがそうしたいならそうすれば?」
結局、Sは残らずに次の日一緒に帰ったんですが、もし残っていたら…。
今考えると、この人たちのように捕まっていたかも(笑)
食事を終え、街をプラプラ。
「S、今日は最後の日だから両替したお金全部使おうと思うんだけど」
「じゃあ、今から何する?」
「う〜ん、そうだねぇ…、昨日行ったマッサージうまかったからまた行かない?」
もちろん、私の目的はマッサージではありませんが(笑)
すると、Sが即答で、
「シロ!(嫌だ)だって全然うまくなかったもん!」
あえなく撃沈…。
「それよりも私、パックとか化粧品欲しい❤︎」
そう言い、近くの化粧品屋に連れて行かれます。
私が見てもよくわからないので、外に出てタバコを吸っていると…、
「お兄さぁ〜ん、日本の方ですかぁ?」
甘い声で近づいてくる、小太りなおばさんが。
「女の子どうですか?」
「いや、彼女と一緒に来てるので…。…。…。ちなみにどんな遊びですか?」
「何でもあるよ。キャバクラ・KTV・マッサージ…」
何故か小声で話す2人(笑)
非常に行きたいです!
(おそらくこんな子逹が出てくるんだろうなぁ…)
勝手に想像する私。
「マッサージなら彼女いても大丈夫じゃない」
まさにそれは、昨日私が練った作戦。
「おばさん、一応名刺ちょうだい」
名刺をもらい、Sに
「そこで声をかけてきた人が2人だったらマッサージ安くするっていってるんだけど、どう?」
(おばさんの顔をチラッと見て)「オッパ、あなた馬鹿じゃないの?」
軽く一蹴される私(笑)
おばさんには、(ごめんね)と合図し、Sの誘導で店を出て、再び街をプラプラ。
エステっぽいマッサージ屋に入りたいとSが言うので、それらしき所に入ります。
完全ノンエロ店(笑)
90分2,600NT$(約8,000円)高いです。
ですが、そこのエステはさすが!
一人がボディエステ、一人が顔エステ。同時進行でやってくれます。
顔のエステが終わったら、髭も綺麗に無くなってました。
(いつの間に剃ったんだ…?)全く気付かず(笑)
それから、耳掃除まで。まぁ高いだけあってこれはこれで極楽です。
マッサージが終わり、ホテルに戻ります。
今日がラストナイトなので…、Sとの最終決戦へ!
と思ったら、ホテルに着いた途端寝てしまうS…。
何度起こしても起きません…。
(全く…、最後の日だっていうのに…ん?…、待てよ!これは…、神様からのどこかに遊びに行けというお告げじゃ???(笑)
さぁ!音をたてずに、ソーっと部屋を出る私。
そして、さっきのおばさんに電話する事に…。
《つづく》
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朝起きると、またSは何かやってます。
一生懸命、自撮りしています。
朝から意味がわかりません(笑)
この日は、Sが行きたがってた温泉へ行く事に。
とりあえず、台北駅に行きます。
そこで日式の廻る寿司を食べ、「北投温泉」へ。
台北からは約1時間。電車で向かいます。
☆北投温泉へ行くが…
北投温泉に着き、大衆銭湯を目指し登り坂の道を2人歩きます。
途中、「加賀屋」が。
石川県の和倉温泉にある旅館。台湾にもあるんですね。
歩いている途中、Sが急に…、
「オッパ!お腹が痛い…、トイレ…」
(何だよ、昨日から食い過ぎなんだよ。こんな所で催すなんて)
そう思いながら、Sのトイレが終わるのを待ちます。
すると、トイレを終えたSが私の所に走って来て、
「オッパ!!私1年半ぶりに生理が来た!!!」
「?????」
私は何を言っているのか意味がわかりません。
「来るはずないんだよ!だって私、2年間生理が来ない手術してるんだから!」
そんな手術があるなんて初めて知りました。おそらく日本ではあまり知られてないですよね。
ですが、まだ半年来ないはずだから、今ア⚪︎コから血が出るのはおかしいと。(すいません、汚い話で)
そして、韓国の整形外科に電話をし出すS。
結果は、「そんなはずは無い」という回答。
その時点で私は何故、出血したかわかっていました。
それは、昨日のGスポ攻撃!(笑)
でも、黙っておきました(笑)
気を取り直して、温泉へ。
何軒もあって、どこに入っていいのかわかりませんが、テキトーに入ります。
入館料は13NT$(約40円)。
2人分払い中に入ると、そこにはとんでもない光景が!
外人(主に白人)の熟女が水着を着て所狭しと温泉に浸かっています!
はっきり言って、人が入る隙間もないくらい人が多い!
何か、日本の温泉を想像していたので、チョット度肝を抜かれた私。
でも、入館料を払ったので、Sに「窮屈そうだけど水着に着替えて入ろう」と促すと、
「オッパ…、私が持ってきた水着じゃ無理だよ…」
その水着を見てみると…、
こんな水着!(笑)
ですが、私はこれはこれで興奮するので、一生懸命説得しますが、Sは首を縦に振りません…。
水着も売っているので、「じゃあ新しいの買おうか?」と言っても、それもいいと…。
結局ここまで着て、温泉に入らずに帰る事に。
「オッパ、これからどうしよう…?」
「うーん…、じゃあ九份にでも行く?」
九份とは、「千と千尋の神隠し」のモデルとなった場所。
日本人にはメジャーな観光地ですが、そこしか思い浮かびません。
「うん!行こう!千ガ千尋!」
ちなみに韓国語で、「千と千尋…」を「千ガ千尋…」と言います。
さすが宮崎駿!韓国人にも有名なようです。
☆九份を目指すが…
北投温泉から台北に戻り、そこからバスで九份に向かう事に。
台北から九份には、バスで行くか、鉄道で行き途中でバスに乗り換えるか。
ですが、どっちにしても最低片道90分〜2時間はかかります。
この時すでに夕方の4時。
(帰ってきたら夜中…、下手したら帰ってこれないな…)
そうなると、昨日のマッサージのお姉さんとの約束が…。
行っても行かなくてもどっちでもよかったんですが、とりあえずバス停に。
バス停に着くと、幾つかの乗り場があり、どのバスで九份に行けばいいかわかりません。
すると、バス停にいるおじさんが流暢な日本語で、
「九份?だったらここでチケット買って、◯◯番のバスに乗って」
と言ってきたので、買おうとすると、
「買っちゃダメ!」
急にSがそう叫びます。
(????)呆気にとられる私。
「何でそうやってすぐに人を信じるの?だから日本人はダメなのよ!」
何で、バスのチケットを買おうとしただけで、そんな事を言うのか意味がわからない私。
「おじさん!九份までどのくらい時間かかるの?」
「ここから90分くらい」
「やっぱり…、おじさん悪い人ね!九份まで90分もかかるわけないでしょ!!」
呆気にとられる、私とおじさん。
実際、台北市内から九份までは早くても90分。何をそんなに疑っているのか全くわかりません。
そしてSは私の手を取り、バス停から離れようと言います。
「え??何で?何で??」
「オッパ!まだわからないの?あのおじさん、九份とは全然違う所に連れて行こうとしてるんだよ!」
「???、何でそう思うの?」
「だって、九份まで90分もかかるわけないじゃん!」
(この子に口で説明しても無駄だ)そう思った私は、スマホの地図を見せ説明します。
「なぁS、俺たちは今ここにいるよね?九份はココ。ちなみにさっき言った温泉はココ。な?90分はかかるのわかった?」
「……。」
ようやくわかってくれたようだ。
「まぁ仕方がないよ…。元々この時間から九份に行くのは時間の無駄だったし」
ムスっとしているSの手を引っ張り、台北駅の方に戻る私。
すると途中、私の手を解き、道端に座り込むS。そして…、
「私が温泉行きたいって言ったせいで時間も無くなったし、九份も行けなかったし、オッパの行きたい所行けないの全部私のせい…」
と言い泣き出します。
正直、少し面倒くさかったですが、「いいよ。俺は一緒に入れるだけで」と慰め、先を進みます。
その後何度も、「本当に怒ってない?」「本当に私と一緒にいるだけでいいの?」そう何度も訪ねてくるS。
確かに、この時間から九份行ったら、帰りは下手したら向こうに泊まってこないと行けないかもしれなかったので、私はこれでいいと思っていました。
お詫びにSがご飯奢るというので、台湾駅の中のフードコートにある日式の食堂に。
席につくと、小太りでメガネはめたブスな女の子が注文を取りに来ます。
私は、「すき焼きセット」Sは「寿司セット」を注文。
その時私が、翻訳機で「私は日本人です」と説明すると、
「ん?あぁ…、そう…」
どうでも良さそうな対応。
「オッパ!私の事も紹介して!」
そうSが言うので、「彼女は韓国人」と紹介すると、
そのブス、急に目を光らせて!覚えたてっぽい韓国語で、Sに自己紹介をしだします。
何故かメッチャテンションMAXなブスちゃん。
韓流スターのナントカとかいうのの大ファンで、今年も2回韓国に行ったと。
冬にはスノボしに行く予定とか。
何せ色々言ってくる。
このブスちゃん、Sとカカオ交換していました。私そっちのけで…。
(ナンだよ…、台湾は”親日国家”じゃ無いのかよ!!)
その子のおかげでSは上機嫌。まぁこれはこれで良かったのか…。
☆台北の日本人街「林森北路」へ
本当この日は踏んだり蹴ったり…。
目的を一つも達成できていません。
ですが、そんな事を気にしてても仕方ありません。
何せ、この日が「ラストナイト」。なので、街へ繰り出します。
向かった先は「林森北路」。日本の居酒屋や飲み屋などが集まる繁華街。
タクシーで15分程で到着。
テキトーに日本式の居酒屋に入ります。
カウンター席に座る2人。
すると、隣に日本人らしき人が。
話しかけてみると、台湾に赴任しもう3年住んでいると。
会社を聞くと、結構な大企業!
「台湾は親日なので凄く暮らしやすいですよ」
確かに韓国と比べると、日本の店が多いし、コンビニにも日本の物がズラリと並んでるし、
そういう点では韓国と比べて日本人が住むにはいいのかもしれません。
居酒屋で私とS、そこそこ酒が入り良い気分に。
「オッパ、もし私だけここに残ったら怒る?」
「ん?何で?何のために残るの?」
「ココってデリヘルあるかなぁ?」
「あるでしょう。これだけ日本の文化が根付いていれば」
「一週間だけ働いて帰ろうかなぁ…」
この頃Sは、経済的に厳しい状況だったのは私も知っていました。
なので、
「Sがそうしたいならそうすれば?」
結局、Sは残らずに次の日一緒に帰ったんですが、もし残っていたら…。
今考えると、この人たちのように捕まっていたかも(笑)
食事を終え、街をプラプラ。
「S、今日は最後の日だから両替したお金全部使おうと思うんだけど」
「じゃあ、今から何する?」
「う〜ん、そうだねぇ…、昨日行ったマッサージうまかったからまた行かない?」
もちろん、私の目的はマッサージではありませんが(笑)
すると、Sが即答で、
「シロ!(嫌だ)だって全然うまくなかったもん!」
あえなく撃沈…。
「それよりも私、パックとか化粧品欲しい❤︎」
そう言い、近くの化粧品屋に連れて行かれます。
私が見てもよくわからないので、外に出てタバコを吸っていると…、
「お兄さぁ〜ん、日本の方ですかぁ?」
甘い声で近づいてくる、小太りなおばさんが。
「女の子どうですか?」
「いや、彼女と一緒に来てるので…。…。…。ちなみにどんな遊びですか?」
「何でもあるよ。キャバクラ・KTV・マッサージ…」
何故か小声で話す2人(笑)
非常に行きたいです!
(おそらくこんな子逹が出てくるんだろうなぁ…)
勝手に想像する私。
「マッサージなら彼女いても大丈夫じゃない」
まさにそれは、昨日私が練った作戦。
「おばさん、一応名刺ちょうだい」
名刺をもらい、Sに
「そこで声をかけてきた人が2人だったらマッサージ安くするっていってるんだけど、どう?」
(おばさんの顔をチラッと見て)「オッパ、あなた馬鹿じゃないの?」
軽く一蹴される私(笑)
おばさんには、(ごめんね)と合図し、Sの誘導で店を出て、再び街をプラプラ。
エステっぽいマッサージ屋に入りたいとSが言うので、それらしき所に入ります。
完全ノンエロ店(笑)
90分2,600NT$(約8,000円)高いです。
ですが、そこのエステはさすが!
一人がボディエステ、一人が顔エステ。同時進行でやってくれます。
顔のエステが終わったら、髭も綺麗に無くなってました。
(いつの間に剃ったんだ…?)全く気付かず(笑)
それから、耳掃除まで。まぁ高いだけあってこれはこれで極楽です。
マッサージが終わり、ホテルに戻ります。
今日がラストナイトなので…、Sとの最終決戦へ!
と思ったら、ホテルに着いた途端寝てしまうS…。
何度起こしても起きません…。
(全く…、最後の日だっていうのに…ん?…、待てよ!これは…、神様からのどこかに遊びに行けというお告げじゃ???(笑)
さぁ!音をたてずに、ソーっと部屋を出る私。
そして、さっきのおばさんに電話する事に…。
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